人気上昇中の「ネット完結買取サービス」は少ない手間で手軽に利用でき、買取価格でも満足できるケースが多いです。
特徴と強み、利用する際の注意点を徹底解説いたします。
ネット完結買取の定義は、買取業者と対面でやり取りをしないことです。
ネットで申込をして買取業者が無料出張で査定や買取をしてくれるサービスは、ネット完結買取に分類されません。
宅配業者や運送業者が自宅まで買取商品の回収をしてくれるサービスは、ネット完結買取の代表的な存在です。
このほか、Amazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を完全ネット完結で買取してくれるサービスがあります。
メールやWebでギフト番号などを送付すると買取額に応じた現金が振り込まれる流れで、急な資金需要の際に便利なサービスです。
金券ショップやチケットショップのネット完結版だと思われる方もいますが、街中にあるチケットショップは基本的に電子ギフト券の買取を扱っていません。
電子ギフト券を中心に売るモノの種類によっては、店頭買取ができないモノをネット完結買取で対応してもらえるケースがあります。
ネット完結買取を利用する方でもっとも多い意見が、少ない手間で不要品などを売れることです。
スマホなどから手続きをして宅配サービスで発送するのであれば、メルカリやヤフオク!などの個人売買の方がいいと思う方も多いでしょう。
実際に個人売買は高く売れる可能性を秘めていますが、以下のようにデメリットも多い売却手段です。
ネット完結買取サービスは、段ボールなど専用の梱包キットを用意してくれるサービスや、商品を裸の状態で用意しておけば宅配業者がそのまま引き取って梱包までやってくれるサービスがあります。
フリマアプリなどネット完結でモノを売る他の手段に比べても、ネット完結買取は少ない手間で簡単に利用できます。
買取業者は買取価格と売却価格の差額で利益を出すわけですが、その利益で運営コストも賄わないといけません。
もっとも大きな負担になるのが、査定を行うスタッフの人件費と好立地に拠点を持つための家賃です。
ネット完結買取サービスは査定スタッフが移動する必要がないため、少ない人数でも全国を対象に多くの買取業務をこなすことができます。
運営コストを抑えた薄利多売が可能になるため、優良業者を使えば実店舗を持つリサイクルショップよりも高価買取が可能です。
ただし、ネット完結買取業者の中には不当に安く買い叩いてくる業者も存在するので、どこでも高く売れると思い込んではいけません。
不要品をより多くの現金に換えたいのであれば、複数社を比較するなど業者選びだけは労力を使うようにしてください。